所有する書籍を電子書籍に一本化するべく、Kindleを購入したのに一転、壁一面の本棚作成に至った理由を書いてみる
友人の半タマさんの記事を読んで、書籍を電子化するか、紙媒体にするかで皆な迷ってるんだなぁと思ったのだ。
我も昔はみかん箱10箱以上のコミックや小説があり、コミック本棚を向かい合わせに六つ並べ、更に隙間にも背高の本棚を入れ何とか収納しようと頑張ってた。
古い家なので二階が抜ける心配までしたさ。まあでも保管場所の問題で随分処分した。
自分では沢山の本がいつでも読める、その環境が好きなんだと思ってた。だから電子書籍化の波がくると、やっと来たか!時代が変わった!位の勢いに思い、乱立する電子書籍マーケットを睨みつつ、一番残る可能性の高かったAmazonのKindleを購入した。
でも、結果から言えば不満だった。
その一番の理由は寝っ転がって読みづらいから!
わかってもらえる人いるかなぁ??
我はコミックでも小説でも左を下に寝転がって、片手で本を挟むように持って読むのが好きだ。
だからできる限りハードカバー書籍は買わない、厚くて固いカバーは指に挟むと痛い上に、左ページを読むのにちょっと持ち上げるのが重いからだ。
しかしKindleもiPadも、指に挟むと痛くなって非常に読み心地が悪いのである。
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まあ本当の理由はそれなのだが一般的な不満もたくさん
Kindleとしての不満は
- 画質が悪い バックライトで暗くても読めるというメリットがある反面、解像感が低くやっぱり読みづらい
- ページめくりが遅い 小説はそう気にならないのだが、コミックを読む場合は、一ページごとに画面リフレッシュのための反転表示が入る。ちょっとしたラグだが気になりだすと楽しく読めない
- WiFi対応モデルにしたのだが、省電力のためか転送が恐ろしく遅い、特にデータの大きなコミックは一冊に10分近くかかることも
- 思ったより持ち歩けない コミックだと20冊くらい?読みかけを残すとシリーズ物などたいして入らない
しかしiPhoneやiPad用のアプリとしてのKindleは、中々よかった
- 画面の広さは機種に依存するとはいえ、iPhone6+だと、なんとかコミックも許容できる上、液晶品質から画質面での不満は解消された
- ページめくりもサクサクだし、携帯電波網でも転送はKindle+Wifiよりずっと快適、野外でも携帯の電波さえあれば購入から転送まで可能
- 持ち歩ける量も携帯の容量に依存するから格段に向上した
でも、指に挟むと痛くなって非常に読み心地が悪いのである。
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逆に以前は感じなかったリアル書籍のいいところもちょこちょこと
- 気軽! ダウンロード待ちだったり、充電切れだったり読もうという時に障害がない
- 貸し借りができる 友人と貸し借りしたりして、行ったり来たり..
- 実用書が使い易い、木工書やレシピ本など、見ながら作業するのは紙に限る
- たくさん並んでると嬉しい 電子書籍も擬似本棚で見せる工夫はしているがやっぱり本棚にたくさん並んでいると嬉しいのである
- いつか子供が読むかもしれない 自分の子供の時を思い出すと、蔵書があるのは嬉しかったし、興味や考え方などそこから得るものは大きかった
この辺りがリアル書籍を収納すべく本棚を作るに至った理由である。
因みにリーダとしてのKindleは全く使ってないけれど、iPhone版は会社で暇つぶしに時々使います。コミック一巻無料とか多いので知らなかったコミックに出会えたり、読みたいけれど本棚に置くのはどうかな?って本は電子版を購入したりね。
というわけで本棚の作成記事書きました よかったらどぞっ